光の話 Lighttale for Art and Culture

ルーディ・スターン

(Rud Stern, 1936-2006)

スターンの最も有名な仕事はネオンサインのデザインである。1972年に「Let There Be Neon」という工房を設立し、多くのネオンサインを製作。当時衰退していたネオンの復興に大きく貢献した。スターンの仕事はナム・ジュン・パイクやローリー・アンダーソンなど美術関係のためのものに止まらず、ブロードウェイのショーや飲食店の広告や看板など、多くの商業作品を手がけた。「Let There Be Neon」は現在でもマンハッタンで事業が続けられている。

初期にはビデオートの提唱や、サイケデリックの伝道師である心理学者のティモシー・リアリーとのコラボレーションを含むキネティックなインスタレーション作品制作、近年ではドキュメンタリー映画や、他数のガラススライドやプロジェクターを用いたマルチメディアインスタレーション「光の劇場」など、多様な媒体で制作をしている。

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参考

Rudi Stern, Artist Whose Medium Was Light, Dies at 69 – New York Times(2016.03.04 アクセス)
http://www.nytimes.com/2006/08/18/arts/18stern.html?_r=0