光の話 Lighttale for Art and Culture

スティーヴン・アントナコス

(Stephen Antonakos, 1926-)

60年代よりネオン管を用いたインスタレーションを制作する。円や直線、波線などの抽象的な図形をネオン管で形成し、空間に配置する。多くの公共作品も手掛けており、建物の外面に巨大なネオンによる図形を設置している。

主に広告のための照明として発展したために、にぎやかなイメージのあるネオン管だが、アントコナスのミニマルな扱いによってそれが持つ「発光する線」という性質が、本来非常に強いものであることがあらためて示される。

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